牛の話

牛乳は牛が自分の子供のために出すものです。 

それを私たち人間がいただいているわけですが、果たしていつごろから牛の乳を飲むようになったのでしょうか?


諸説ありますが、動物の乳を人間が飲み始めたのは、牛の乳よりも羊やヤギの乳を飲み始めたのが先だったようです。


およそ1万年前、ホモ・サピエンスの時代にはそれまで肉を利用していた羊やヤギを家畜化し、乳を利用していたのです。


牛の家畜化はそれより後で、約6500年前の中東と言われています。

 人間が牛の乳を利用し始めたのはこれからです。

 エジプト王朝やメソポタミヤ王朝でも牛乳や乳製品が利用されていた記録が残っています。

仏教の開祖である仏陀は、断食と瞑想による苦行の後、通りすがりに出会ったスジャータという娘に乳粥をもらい、その後に悟りを開いたと言われています。

 

この乳粥は一説に牛乳のこと、または現在のインドでもよく飲まれるダヒと言われるヨーグルトのこととも言われています。

 現在、乳牛といわれている牛の祖先はオーロックスと言われる種類の牛で、この牛は17世紀に絶滅しています。

 オーロックスを祖先とするヨーロッパの野牛が進化・改良されたものが現在飼育されている乳牛だと言われております。